2026.07.06999伊勢崎3 作業療法士 Aさん
- スタッフエピソード
- スタッフ紹介

高校時代から作業療法士を目指し、
卒業後は整形外科・老健・病院など複数の現場で経験を積む。
学生時代から小児分野への想いを持ち続け、3年前に999へ入職。
現在は作業療法士(OT)として、子どもたち一人ひとりの“生活の質”を大切にしながら支援に携わっている。
幼い頃から小児療育に関わりたいと思っていました…
Q1. どんなご経歴ですか。
最初は整形外科で働いていました。
その後は病院併設の老健に異動して、高齢者のリハビリや病院対応など、いくつかの現場を掛け持ちしながら経験を積んできました。
もともと小児分野にはずっと興味があったんです。
ただ、自分の中で「子どもに関わるなら、まずは身体の仕組みやリハビリの基礎をしっかり学んでから行きたい」という気持ちが強くて。
整形や高次脳機能、認知機能の分野などを経験しながら、少しずつ知識を積み重ねて、最終的に999へ転職しました。
Q2. 小児分野に興味を持ったきっかけは?
幼い頃から近所の特性のある子と一緒に遊んだり関わりがあったのがきっかけです。
町内のお祭りとかでも、集団行動が苦手で急にどこか行っちゃったり、コミュニケーションも難しかったりしたんですけど、それでも手を繋ぐと嬉しそうに笑ってくれて。
その時に、「関わり方ひとつで、こんなに表情って変わるんだな」と感じたのを今でも覚えています。
その後、姉がPT(理学療法士)の道に進んだこともあって、
自分でもリハビリ職について調べるようになりました。
その中で、“生活そのもの”に関われる作業療法士という仕事に魅力を感じて、
「自分はこれをやりたい」と思うようになりましたね。

Q3.放課後等デイサービスへ転職した理由を教えてください。
学生時代から「いつかは小児分野へ行きたい」という気持ちはずっとありました。
ただ、子どもの支援って、その子の将来にも大きく関わる仕事だと思っていて。
「知識不足のまま関わりたくない」という想いが強かったので、まずは医療や高齢者分野で経験を積んでから挑戦しようと決めていました。
999に来てからは、「子どもに直接関われる環境ってやっぱりいいな」と改めて感じています。
Q4. 実際に働いてみて感じる、999の特徴は?
子どもとの距離感が近いところですね!
見守るだけではなく、子どもがアクションを起こした時に、
職員みんながちゃんと応えている。
一緒に遊んだり、話を聞いたり、「やってみたい」に付き合ったり。
以前見学した事業所では、“見守り中心”のところも多かったんです。
もちろん安全面は見ているんですけど、関わりが少ないというか。
でも999は、子どもが何か発信した時に、「どうしたの?」ってちゃんと向き合う人が多い。
それが、子どもとの信頼関係につながっているんじゃないかなと思います。

Q5. 支援で大切にしていることはありますか?
まずは「共感すること」を大事にしています。
例えば、子ども同士でトラブルが起きた時も、
「叩いたからダメ」で終わらせるんじゃなくて、
「なんでそうなったのか」をまず聞くようにしています。
嫌だったのか、悲しかったのか、おもちゃを貸してほしかったのか。
その感情を一度受け止めてあげることで、子ども自身も少しずつ整理できるようになるんです。
もうひとつは、“生活の質を下げないこと”です。
療育では「できないことをできるようにする」場面も多いんですけど、それによって子どもが楽しい時間を失ってしまうこともあるんですよね。
だからこそ、「その子が楽しいと思えること」を大切にしながら、少しずつ世界を広げていけるような関わりを意識しています。

Q6.この仕事のやりがいを感じる瞬間は?
子どもの成長を近くで感じられるところですね。
「前はできなかったのに、今日はできた」とか、
「最初は全然話せなかった子が、自分から話しかけてくれた」とか。
本当に小さな変化なんですけど、その積み重ねがすごく嬉しいです。
あと、子どもって本当に素直なので、楽しくないことはやらないんです。
逆に、何回も同じ遊びをしてくれる時って、「楽しかったんだな」ってすごく伝わってきます。
そういう瞬間を見ると、この仕事をやっていて良かったなと思いますね。
Q7. 今後挑戦していきたいことはありますか?
今、個人的にすごく課題だと感じているのが“性教育”です。
年齢が上がるにつれて、身体は成長していくんですけど、理解や認識が追いつかない子も多くて。
支援者として、どこまで・どう伝えていくべきなのかは、現場でもすごく難しさを感じています。
社長に提案したら外部講師を招いた勉強会なども企画していただいたり、
「一緒に考えていこう」という環境があるのは本当にありがたいですね。
自分自身も学びながら、子どもたちや保護者の方にとって、
より良い支援につなげていきたいと思っています。

編集後記
高校生の頃から作業療法士を目指し、さまざまな現場を経験した上で小児分野へ。
Aさんのお話からは、「子どもたちにより良い支援を届けたい」という一貫した想いが伝わってきました。
特に印象的だったのは、“生活の質を下げない支援”という言葉。
できることを増やすだけではなく、
「その子自身が”楽しい”と感じられる時間を大切にする」という
そんな関わり方に、Aさんらしい支援観を感じました。
子どもたちの小さな変化を丁寧に受け取りながら、日々向き合い続けるAさん。
これからどんな支援を形にしていくのか、今後の挑戦も楽しみです。
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